M&Aニュース
M&Aニュースのイメージ

フルキャストHD(4848)、「らあめん花月嵐」など飲食チェーン経営のグロービートを買収

2023-06-23
株式会社フルキャストホールディングス(以下、フルキャストHD)は、2023 年6月 23 日開催の取締役会において、以下のとおり、グロービート株式会社の全株式を取得し、完全子会社化することについて決議した。




株式の取得の理由

グロービート株式会社は、グロービート・ホールディングス株式会社を子会社に、グロービート・ジャパン 株式会社を孫会社に持つ完全親会社です。事業を営む孫会社にあたるグロービート・ジャパン株式会社は、創 業 29 年、直営/フランチャイズを含めた国内店舗数 199 店舗(2023 年4月末現在)、また、上海、台湾、タイ にも海外進出するラーメンを軸とした飲食チェーン事業者である。

コアとなる定番人気商品を抱えつつ、新商品投入・有名店とのコラボレーション企画を定期的に導入するなどにより、競争優位性を有し、競争の激しい、 且つ、成熟市場である中華料理・ラーメン市場においても確固たる実績を残してきた。

今般、同社は、同族経営からの脱却、上場企業傘下企業としての信用力向上、経営基盤の拡充を企図し、フルキャストHDはその申し出を受け、買収の検討を進めてきた。 事業を営む孫会社にあたるグロービート・ジャパン株式会社は、前3期実績は、コロナ禍の影響を受け、営業赤字を計上するなど、厳しい環境にあったが、コロナ禍以前は、500 百万円超のEBITDAを安定的 に計上していたほか、アフターコロナの進行期においては、コロナ禍前同水準の黒字に復活する見込みであり、 確かな実力を有している。

また、トップダウンが珍しくない斯業界において、役員個人ないしは開発部門個人に依存しない開発体制が 構築されていることをは確認しており、加えて現役員陣も買収後も経営陣として残ることとなっている。以上の経営状況及び第三者によるデューデリジェンス・評価結果を踏まえ、取締役会において検討した結果、 今回の結論にいたった。 なお、フルキャストHDにとっては、当該事業は新業態への進出となりますが、収益基盤及びEPSの底上げが主目的で あり、更に、採用に苦慮している同社に対する人員提供及び経営基盤を提供することによるシナジー効果の創 出を目的としているものである。


M&Aへの疑問

M&Aへの疑問のイメージ

M&Aに関する疑問に市場統計や弊社実績情報から、分かりやすくお答えします。

業種別M&A動向

業種別M&A動向のイメージ

日本国内におけるM&Aの件数は近年増加傾向にあります。その背景には、企業を取り巻く環境の変化があります。

M&Aキャピタルパートナーズが
選ばれる理由

創業以来、売り手・買い手双方のお客様から頂戴する手数料は同一で、
実際の株式の取引額をそのまま報酬基準とする「株価レーマン方式」を採用しております。
弊社の頂戴する成功報酬の報酬率(手数料率)は、
M&A仲介業界の中でも「支払手数料率の低さNo.1」を誇っております。