UMIとMCPアセット・マネジメント運営ファンドが共同で、10億円を超える脱炭素化ベンチャー支援投資ファンドを設立
UMIがMCPアセット・マネジメント運営ファンドと共同でUMI脱炭素東京ファンドを設立
ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI)は、東京都が出資し、MCPアセット・マネジメントが運営する脱炭素化ベンチャー支援ファンド・オブ・ファンズ投資事業有限責任組合(脱炭素化 VC FOF、以下「FOFs」)と、10億円強の出資約束規模でUMI3号脱炭素東京投資事業有限責任組合(UMI脱炭素東京ファンド)を設立した。
UMIの脱炭素関連ファンドの展開
UMIは、2022年10月にUMI3号投資事業有限責任組合(UMI3号ファンド)を設立し、2023年1月にUMI3号脱炭素投資事業有限責任組合(UMI脱炭素ファンド)を姉妹ファンドとして設立。素材・化学の技術がキーソリューションとなることが多い脱炭素分野への技術・事業への投資を行っている。UMI脱炭素東京ファンドは「UMI脱炭素ファンド」の姉妹ファンドとして、カーボンニュートラル達成への貢献が期待できるベンチャー企業を支援する。
東京都による脱炭素化ベンチャー支援を目指すFOFs
FOFsは、2022年12月に東京都による60億円の出資により設立されたファンド・オブ・ファンズである。2050年のネット・ゼロに向けて気候変動問題解決に取り組むスタートアップ企業を支援するために、脱炭素化をテーマとしたベンチャー・キャピタル・ファンド等への出資を行う。UMI脱炭素東京ファンドは、この目的に沿って素材・化学産業における脱炭素領域ベンチャーへの投資及び育成を行っていく。