在庫管理クラウドソフト「Spes」、アイレップと資本業務提携 - Postシードラウンドで資金調達
Spesとアイレップの資本業務提携と資金調達
在庫・販売管理クラウドソフト「Spes」を提供するSpes株式会社は、株式会社アイレップとの資本業務提携を行い、Postシードラウンドで資金調達を実施した。Spesは、在庫管理だけでなく、売上成長機能の提供を目指し、アイレップと協力してサービス展開を進める。
資本業務提携の背景と目的
中小企業の販売・在庫管理をDX化する「Spes」は、すでに270社以上の企業に利用されている。一方、アイレップは、データマーケティングを活用した広告施策で、顧客の購買行動と在庫状況を踏まえたタイミングや商品のプロモーションが可能である。両社は、協同研究や補完関係でのサービス化を目的として資本業務提携を行った。
調達資金の使途と今後の展開
調達資金は、アイレップとの協同研究開発や、Spesの価値向上、外部ソフトウェアとのAPI連携機能開発などに使われる。提携により、Spes利用中のユーザー企業に対し、アイレップのデジタルマーケティング提供が可能となり、物流機能まで組み合わせた幅広い提案ができるようになった。今後は、美容業界向けのPOSレジや、ECの受注管理ソフトとの連携機能を有償オプションとして提供していく予定である。