エニキャリ、みずほキャピタル・日本政策金融公庫より資金調達 ラストマイル物流DX・物流GX事業を強化
エニキャリ、資金調達の概要
物流DX・物流GX「エニキャリ」は、10月17日にみずほキャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資および日本政策金融公庫からの融資(金額非公開)による資金調達を実施した。この資金調達により、エニキャリはラストマイル物流DX・物流GX事業をさらに発展させ、福岡を中心とする九州全域や京都などの対応エリアを広げようとする。
フィジカルインターネットプラットフォームの開発強化
さらに、エニキャリはシステム面でも成長を目指す。同社独自のフィジカルインターネットプラットフォームの開発を強化することで、自社配送リソースと幅広いパートナー企業の配送リソースを融合させることを目指している。フィジカルインターネットとは、輸送手段や倉庫のシェアリングを基盤とした効率化と燃料消費量低減による持続可能な物流システムである。
エニキャリの今後のビジョン
エニキャリは、「地域に愛される持続可能なラストマイル物流インフラ」の実現を目指している。シェアリングエコノミーを活用し、IT×自転車配送サービスでクイックデリバリーラストマイル物流を総合的に支援する物流DX企業として、小売業やEC事業者、不動産デベロッパーなどと連携し、CO2排出ゼロの自転車を中心とした物流GXの取り組みを推進。