豊田合成、子会社の株式をエッチ・ピー・エスに譲渡
豊田合成は、子会社である豊田合成インテリア・マニュファクチュアリング(TGIM)の全株式を、株式会社エッチ・ピー・エスに譲渡することを決定した。これは、豊田合成グループでのTGIMの更なる収益拡大が見込めないと判断し、エッチ・ピー・エスグループの傘下で事業成長が期待できると判断したことによる。
株式譲渡背景とTGIMの今後
豊田合成は中長期経営計画のもと、事業構造改革を推進している。TGIMは自動車内装部品を生産していたが、エッチ・ピー・エスグループの傘下で最適な生産体制の構築、生産の効率化や物流コストの低減が期待できることから、株式譲渡が決定された。
株式譲渡の影響と今後の見通し
2023年12月末までに株式譲渡を完了する予定であり、当社連結業績への影響は軽微である。今回の株式譲渡は、豊田合成の事業構造改革の一環として行われるものである。