大阪市高速電気軌道株式会社（以下「Osaka Metro」）は、公共交通車両向け機器市場において高度な技術力を有する株式会社交通電業社（以下「交通電業社」）の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。この取引により、Osaka Metroは交通電業社の車両関連機器製造開発技術を獲得し、自動運転化やお客様サービス、防犯・セキュリティの向上を目指します。
交通電業社は1949年設立の老舗企業で、LED電子機器や列車情報モニタ装置などの製造を手掛けてきました。Osaka Metroはこの技術力を活用し、地下鉄運営におけるサービス改善やセキュリティ強化、自動運転化の推進など、様々な分野でのシナジー効果を期待しています。株式譲渡の実行日は2024年2月29日を予定しており、大阪市の公共交通サービス向上に大きく寄与することが見込まれます。
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