旭化成<3407>、旭化成メディカルの株式80%を譲渡し、医療機器事業の専業化を推進
旭化成<3407>、旭化成メディカルの株式80%を譲渡し、医療機器事業の専業化を推進
旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:工藤 幸四郎<3407>)は、2024年9月18日、完全子会社である旭化成メディカル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:四ノ宮 健)の株式80%を譲渡することを発表しました。譲渡先は、インテグラル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役パートナー:山本 礼二郎)が運営するファンドが保有予定の特別目的会社、アイエーホールディングス株式会社です。株式譲渡の実行は2025年4月1日を予定しており、旭化成の保有比率は20%に減少します。さらに、残余の20%の株式も2027年に譲渡する計画です。
旭化成は、本株式譲渡により旭化成メディカルを医療機器専業の独立企業とし、事業の迅速な意思決定と成長戦略を強化します。譲渡後も旭化成メディカルは、透析やアフェレシスに関わる高い技術力を活かし、さらなる成長を目指します。また、旭化成は同時に新会社「旭化成ライフサイエンス株式会社」を設立し、バイオプロセス事業の分割承継を予定しており、医療関連事業全体の効率化を図ります。