NISSHA株式会社<7915>、滋賀県製薬株式会社の株式取得で医薬品CDMO事業に本格参入
NISSHA株式会社<7915>、滋賀県製薬株式会社の株式取得で医薬品CDMO事業に本格参入
NISSHA株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役社長 兼 最高経営責任者:鈴木 順也<7915>)は、2024年12月24日、滋賀県製薬株式会社(本社:滋賀県甲賀市、代表取締役社長:吉川 治樹)の全株式を取得し、子会社化する契約を締結したと発表しました。買収完了は2025年1月上旬を予定しています。滋賀県製薬は、風邪薬や解熱鎮痛剤などの一般用医薬品(OTC)の開発製造受託(CDMO)事業を主力とする企業で、豊富な顧客基盤と高い生産技術を有しています。
今回の買収により、NISSHA株式会社は、医薬品CDMO事業への本格参入を果たします。滋賀県製薬が持つ多様な剤形への対応力や実績と、NISSHAの先進的な生産技術やフィルム状製剤のノウハウを融合させ、製造能力の強化や新規事業機会の創出を目指します。また、医薬品の安定供給と品質向上を図り、サステナビリティビジョンの実現に貢献するとしています。この買収は、高齢化社会で増加する医薬品需要に対応し、事業成長を加速させる戦略的な取り組みとなります。