お知らせ

「歯科医院経営者の半数以上に後継者がいない実態」が明らかに、
歯科医院の事業承継に関する意識調査を実施

2022-09-28

「医療業務と経営の両立」と「人材不足」が大きな経営課題と認識

約3割が今後、「医院の廃業もしくはM&Aによる統合が進む」と予想

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(東京都千代田区・代表取締役社長 中村悟)は、 歯科医院の経営者103名に、歯科医院の事業承継に関する意識調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。


調査概要:歯科医院の事業承継に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年9月12日〜同年9月14日
有効回答:歯科医院の経営者103名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

調査結果まとめ



今回は、歯科医院の経営者103名に、歯科医院の事業承継に関する意識調査を実施しました。

歯科医院の後継者について、「親族内承継」や「院内承継」といった後継者がいる歯科医院は約3割であり、半数以上が「後継者はいない」状況であることが明らかになりました。また、84.5%の経営者は現在の歯科医院経営に「医療業務と経営の両立が難しい」や「歯科衛生士や歯科助手が人材不足」などといった課題を感じており、約3割の経営者が、歯科医院の「経営」に関して「注力できていない」ということ、十分な経営資源があったら、「設備投資」のほかに、「人材の増員」を考えていることがわかりました。また、歯科業界の今後の展望として「少子高齢化による患者数の減少から厳しくなっていく」と考える経営者が多くいることも明らかに。

現時点では、「どこか他人事」や「難易度が高い」といったイメージがあるM&Aでありますが、今後の歯科業界の展望において、「M&Aによる統合が進む」と想定している経営者もいます。後継者がいないといった課題に対して、「第三者承継」であるM&Aを取り入れていく歯科医院が増えていくのではないでしょうか。




主な調査結果
■Q1. ご自身が運営する歯科医院の後継者の状況を教えてください。

-歯科医院の半数以上が、「後継者がいない」状態-

「Q1.ご自身が運営する歯科医院の後継者の状況を教えてください。」(n=103)と質問したところ、「親族内承継」が25.2%、「院内承継」が1.9%という回答となりました。






■Q2.  Q1で「親族内承継」と回答した方にお聞きします、「該当の後継者の方は歯科医師ですか。」

-親族内継承の後継者の約9割は「歯科医師」-

Q1で「親族内承継」と回答した方に、「Q2.該当の後継者の方は歯科医師ですか。」(n=26)と質問したところ、「歯科医師」が92.3%、「歯科医師ではない」が7.7%という回答となりました。 






■Q3. 歯科医院の「経営」に関して、あなたはどのくらい取り組んでいますか。

-70.0%が歯科医院の「経営」に注力している-
Q3.歯科医院の「経営」に関して、あなたはどのくらい取り組んでいますか。」(n=103)と質問したところ、「かなり注力できている」が42.7%、「やや注力できている」が27.2%という回答となりました。





■Q4. 現在の歯科医院経営に課題を感じることはありますか。

-約8割が歯科医院経営に課題-

「Q4.現在の歯科医院経営に課題を感じることはありますか。」(n=103)と質問したところ、「かなり感じる」が37.9%、「やや感じる」が46.6%という回答となりました。






Q5.  Q4で「かなり感じる」「やや感じる」と回答した方に、お聞きします「現在の歯科医院経営の課題を教えてください。(複数回答)

-現在の歯科医院経営の課題、「医療業務と経営の両立が難しい」が55.1%で最多-

Q4で「かなり感じる」「やや感じる」と回答した方に、「Q5.現在の歯科医院経営の課題を教えてください。(複数回答)」(n=87)と質問したところ、「医療業務と経営の両立が難しい」が55.1%、「歯科衛生士や歯科助手が人材不足」が49.4%という回答となりました。






Q6. あなたが思う、もし十分な経営資源があった場合に実現したいことを教えてください。(複数回答)

-もし十分な経営資源があったら実現したいこと、半数以上が「設備投資」と回答-

「Q6.あなたが思う、もし十分な経営資源があった場合に実現したいことを教えてください。(複数回答)」(n=103)と質問したところ、「設備投資」が54.4%、「歯科衛生士や歯科助手の増員」が40.8%という回答となりました。






■Q7.  あなたが思う、歯科業界の今後の展望を教えてください。(複数回答)

-歯科業界の今後の展望、「少子高齢化による患者数の減少から厳しくなっていく」が45.6%で最多-

「Q7.あなたが思う、歯科業界の今後の展望を教えてください。(複数回答)」(n=103)と質問したところ、「少子高齢化による患者数の減少から厳しくなっていく」が45.6%、「地域医療構想・地域包括ケアシステムへの適応が必要になる」が38.8%という回答となりました。






■Q8. ご自身の周りで実際に「第三者承継」であるM&Aを経験された歯科医院の経営者はいますか。

-実際に「第三者承継」であるM&Aを経験された歯科医院の経営者は、わずか2割以下-

「Q8.ご自身の周りで実際に「第三者承継」であるM&Aを経験された歯科医院の経営者はいますか。」(n=103)と質問したところ、「はい」が17.5%、「いいえ」が82.5%という回答となりました。






■Q9. あなたが思うM&Aへのイメージを教えて下さい(複数回答)

-M&Aへのイメージ、約3割が「どこか他人事と考えている」と回答-

「Q9.あなたが思う、M&Aへのイメージを教えてください。(複数回答)」(n=103)と質問したところ、「どこか他人事と考えている」が28.2%、「経営不振のための実施」が22.3%という回答となりました。






本リリースに関するお問い合わせ先

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社

営業企画部 広報担当TEL:03-6880-3805 Mail:pr@ma-cp.com




会社概要

M&Aキャピタルパートナーズは、中堅・中小企業の資本承継にお悩みの経営者様に寄りそい
事業承継の選択肢の一つとしてM&A仲介サービスを提案し、実績を積み重ねてまいりました。

私たちが目指している”正しいM&A”とは、創業以来、お客さまのことを一番に考える
“クライアントファーストのM&A”です。

「健全な日本経済の未来を実現するために“正しいM&A”をけん引していく」
これが私たちMACPの社会的存在意義、パーパスです。
会社名 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
設立 2005年10月
代表者 代表取締役社長 中村 悟
所在地 東京都千代田区丸の内1-9-1 グラントウキョウノースタワー38階
WEBページ https://www.ma-cp.com/