熊本日日新聞社、映像制作会社AREAを完全子会社化 初のM&Aでグループ強化へ
熊本日日新聞社、映像制作会社AREAを完全子会社化 初のM&Aでグループ強化へ

株式会社熊本日日新聞社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:伊豆 信太郎)は、2025年10月21日、映像制作会社である株式会社AREA(本社:熊本県熊本市、代表取締役:住本 安成)の発行済株式100%を取得し、完全子会社化する株式譲渡契約を締結しました。株式の取得は2025年11月下旬に実行予定です。
AREAは2003年創業、熊本県内テレビ局の番組制作や企業CM、地域PR映像の制作などで実績を持ち、映像分野で高い評価を受けています。株式取得後も、社名は変更せず、住本氏を含む取締役3名と従業員13名は引き続き在籍予定です。
熊本日日新聞社は、デジタル分野での競争力強化を目的に、既存の「熊日電子版」などと連携した映像コンテンツや広告商品の開発を推進しており、本件はその一環として位置づけられています。映像制作の専門性を有するAREAを傘下に迎えることで、グループとしての企画力・発信力を大幅に強化し、地域密着型メディアとしての価値向上を図ります。
なお、本件は同社にとって初のM&A案件であり、これにより熊本日日新聞グループの企業数は計8社となります。今後も、既存事業との相乗効果を重視した戦略的な事業展開が期待されます。



