2006-12-07
西武HDは、傘下のプリンスホテルが保有するニセコ東山プリンスホテルなどスキー場関連の12施設を米シティグループの投融資会社に売却すると発表。売却額は総額62億円。西武HDは2006年度中に国内40のリゾート施設から撤退する方針。
売却先はシティグループ・プリンシパル・インベストメンツ・ジャパン(東京)で、日本国内のホテルなど5物件で投資実績がある。シティ社が新設する運営会社に12施設を事業譲渡し、合計で約250人の従業員を転籍させる。
西武HDは今夏に国内約150のリゾート施設のうち不採算の40施設の売却方針を決め、入札手続きを進めていた。ニセコなどスキー場関連の23施設は一括売却を目指したが、最終的にシティ側の資産査定により12施設のみの売却となった。12施設の簿価は86億円で、売却により24億円の損失が出る。残る11施設は新たな買い手を探す予定。
売却先はシティグループ・プリンシパル・インベストメンツ・ジャパン(東京)で、日本国内のホテルなど5物件で投資実績がある。シティ社が新設する運営会社に12施設を事業譲渡し、合計で約250人の従業員を転籍させる。
西武HDは今夏に国内約150のリゾート施設のうち不採算の40施設の売却方針を決め、入札手続きを進めていた。ニセコなどスキー場関連の23施設は一括売却を目指したが、最終的にシティ側の資産査定により12施設のみの売却となった。12施設の簿価は86億円で、売却により24億円の損失が出る。残る11施設は新たな買い手を探す予定。