東証二部上場で食品スーパー展開のオオゼキ <7617> は、１４日開催の取締役会の決議として、創業家で同社の代表取締役会長兼社長を兼務する石原坂寿美江氏が代表を務めるひまわり（東京都世田谷区）によるマネジメントバイアウト（ＭＢＯ）の一環として行われる株式公開買付けに賛同し、株主への応募を推奨すると発表した。取得する株式数の上限を設定しておらず、本公開買付け後、所定の手続きを経て、上場廃止となる見込み。厳しい競争環境の中で、中長期的な企業価値の向上という視点に立ち、抜本的な事業改革を機動的に遂行するため。

　　公開買付け期間は、８月１８日から１０月１日までの３０営業日、買付け等の価格は１株３７５０円で、１３日までの１ヶ月間の終値平均に約３０％のプレミアムを加えた価額。公開買付者は、本公開買付けに係る決済に要する資金として、金融機関から最大４５０億円程度の融資を受けることを予定。