セブン＆アイ・ホールディングスは、傘下の外食事業会社デニーズジャパン、ファミール、ヨーク物産の経営を9月に統合すると発表。1セブン＆アイＨＤが全額出資して設立するセブン＆アイ・フードシステムズが、デニーズなど3社を3月に完全子会社にしたのち、9月に吸収合併する。人事など本部機能を集約するほか、食材調達も共通化して経営を効率的に進めていく。
　2006年2月期の3社の売り上げは合計1240億円。デニーズはファミレス業界で売上高3位から、統合により2位のロイヤルホールディングスを上回る。ファミールは主にイトーヨーカ堂店内でレストランを運営、ヨーク物産はたこ焼き店などを展開している。