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2009-09-28
  コスモスイニシア <8844> は、28日開催の第3回債権者会議の続行期日において、同社の事業再生計画案について、全対象債権者から同意書が提出され、産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法所定の特定認証紛争解決手続(事業再生ADR手続)が成立し、同社債務の一部免除及び債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)を含む金融支援に関する同意を得たと発表した。

  取引金融機関による金融支援の内容は、10月30日付で取引先13金融機関から370億円の債務免除と305億円の債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)を組み合わせた総額675億円の金融支援に加え、全取引金融機関から既存借入金1,008億円の返済条件の緩和、同社不動産売買義務を負っている実質保証債務70億円強の免除、及び連結子会社であるコスモスライフとの準消費貸借契約書に基づく債務40億円の債務免除を受ける。

  更に、大和ハウス工業 <1925> を引受先とする新株式の発行(優先株式)による10億円の資本増強、及びコスモスライフの株式を保有するユニゾン・キャピタル系のファンドを引受先とする新株式の発行(劣後株式)による10億円の資本増強を実現し、また、大和ハウス工業に対しコスモスライフの発行済全株式を譲渡することに伴い、2010年3月期第2四半期に連結で約77億円、個別で約141億円の特別利益を計上する見込み。また、筆頭株主のユニゾン・ファンドが保有する同社普通株式39.7%全株式につき、10月30日付で無償譲渡を受け、11月12日付で消却する予定。これら資本増強等により、2010年3月期において債務超過を解消する見込みとしている。

  なお、債権者による債務免除の額は合計410億円で、前年度の末日(09年3月期現在)の債務総額2,690億円の約15.2%となることから、ジャスダック証券取引所の定める株券上場廃止基準第4条第1項に規定する再建計画等の審査に係る申請を行った。


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