損害保険ジャパン <8755> と日本興亜損害保険 <8754> は、３０日開催の取締役会において「株式移転計画書」、「経営統合に関する契約書」および新グループの事業計画を決議し、最終契約書を締結した。

　　本経営統合に伴い、両社株式は、２０１０年３月２９日に上場廃止となり、新設する共同持株会社ＮＫＳＪホールディングスの株式を、東京証券取引所および大阪証券取引所に４月１日で新規上場する予定。
　　
　　共同ＣＥＯ兼代表取締役会長に現日本興亜損保取締役社長の兵頭氏が、共同ＣＥＯ兼代表取締役社長に現損保ジャパン取締役社長の佐藤氏が就任する予定で、 ５年後における統合によるシナジーとして年間ＥＶ増加額５００億円を見込むが、統合後の５年間でシステム共通化等にかかる一時的なコストとして累計約６００億円を別途見込むとしている。