2009-11-05
楽天 <4755> は、5日開催の臨時取締役会において、電子マネー「Edy」を展開するビットワレット(東京都品川区)との間で、資本提携に関する基本合意を締結することを決議した。ビットワレットが12月末に行う予定の第三者割当増資約30億円を引き受けることで株式の過半数を取得し、連結子会社化する予定。
楽天は、インターネット上での電子商取引と決済ビジネスの親和性の高さに着目し、「楽天カード」等のクレジットカード事業に加え、今年2月にはイーバンク銀行を連結子会社化し、決済ビジネスの強化に取り組んでおり、本資本・業務提携を通じ、楽天グループが有する顧客基盤やマーケティングにおけるノウハウを活用し、積極的なEdyユーザーの獲得によるEdyビジネスの強化を目指す。
また、楽天会員に対しEdy利用可能箇所約16万ヶ所でのEdy利用を一層促すとともに、Edyのネット上での利用機会の増大のための施策や、楽天のサービスとの更なる連携にも取り組み、貯めやすく使いやすいポイント機能を兼ね備えた利便性の高い決済ツールをユーザーに提供する。
ビットワレットは、09年3月期に57億円の純損失を計上しており、慢性的な赤字体質に陥っていた。ビットワレットの現在の筆頭株主であり電子マネーの技術基盤となるFeliCa事業を展開するソニーとソニーグループ、およびNTTドコモ等のEdyパートナー各社と引き続き連携し、電子マネー事業の更なる発展に向け尽力するとしている。
楽天は、インターネット上での電子商取引と決済ビジネスの親和性の高さに着目し、「楽天カード」等のクレジットカード事業に加え、今年2月にはイーバンク銀行を連結子会社化し、決済ビジネスの強化に取り組んでおり、本資本・業務提携を通じ、楽天グループが有する顧客基盤やマーケティングにおけるノウハウを活用し、積極的なEdyユーザーの獲得によるEdyビジネスの強化を目指す。
また、楽天会員に対しEdy利用可能箇所約16万ヶ所でのEdy利用を一層促すとともに、Edyのネット上での利用機会の増大のための施策や、楽天のサービスとの更なる連携にも取り組み、貯めやすく使いやすいポイント機能を兼ね備えた利便性の高い決済ツールをユーザーに提供する。
ビットワレットは、09年3月期に57億円の純損失を計上しており、慢性的な赤字体質に陥っていた。ビットワレットの現在の筆頭株主であり電子マネーの技術基盤となるFeliCa事業を展開するソニーとソニーグループ、およびNTTドコモ等のEdyパートナー各社と引き続き連携し、電子マネー事業の更なる発展に向け尽力するとしている。