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チムニー(3362)米カーライルとMBO実施

2009-11-09
  米久 <2290> 子会社のチムニー <3362> は、6日開催の取締役会において、MBOの一環として行われるエフ・ディー(カーライル・グループの投資ファンド傘下の買収目的会社)による同社普通株式及び新株予約権に対する公開買付けに賛同し、かつ、同社株主への応募を推奨し、同社新株予約権に係る買付価格の妥当性については意見を表明しない旨決議した。買付け等の期間は、今月9日から12月21日まで(30営業日)、買付け等の価格は、普通株式1株につき金2,260円。

  なお、本取締役会決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後の一連の手続により同社を完全子会社化することを企図していること、及び同社の普通株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたもの。公開買付者は、同社の親会社である米久との間で公開買付け応募契約書を締結し、保有する当社の普通株式の全てである約42.86%、及び米久子会社のセブンフードサービス保有の約4.18%についても、本公開買付けに応募する旨の合意している。

  チムニーは、1984年にジャスコ(現イオン <8267> 100%子会社として創業後、2000年に米久がジャスコから経営権を買取り連結子会社化、「はなの舞」を主力業態として、08年12月末で直営店及びフランチャイズ店の総店舗数は459店舗まで拡大していた。

  市場が縮小し続ける外食産業の厳しい経営環境を鑑み、中長期的な観点から企業価値を向上させるためには、非上場化による意思決定のスピードを迅速化と抜本的な構造改革が必要と判断したため。現チムニー社長の和泉学氏は、本公開買付けが成立することを条件として、本公開買付けの決済後速やかに、3億円をチムニーに出資し、代表として継続して経営に当たる。


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