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2009-11-16
  キリンホールディングス <2503> との経営統合に向け交渉中のサントリーホールディングス(大阪市)は、12日、フランスの清涼飲料メーカー「オレンジーナ・シュウェップス・グループ」(仏パリ)の全株式を、The Blackstone Group International Limited及びLion Capital LLPの両ファンドから取得した。

  「オレンジーナ・シュウェップス・グループ」は、フランス、スペイン、ポルトガルを中心に事業を展開する清涼飲料メーカーで、08年度の売上高は1383億円、ロングセラーのフルーツ炭酸飲料「オレンジーナ」をはじめ、ヨーロッパ約20ヶ国での販売権を保有する「シュウェップス」や、果汁飲料「オアシス」「トリーナ」等、多様な商品ラインナップを展開し、各カテゴリーで確固たるポジションを獲得している。

  サントリーは、これまでヨーロッパにおいて、フランス・ボルドー地方の名門「シャトー ラグランジュ」をはじめ、フランスの伝統あるコニャックメーカー「ルイ・ロワイエ社」、また英国では、シングルモルトウイスキーの「モリソン・ボウモア社」等の経営を通じて、酒類ビジネスを中心に積極的に事業を展開してきたが、今回の「オレンジーナ・シュウェップス・グループ」の買収により、ヨーロッパにおいて、食品事業でも確固たる基盤を築き、事業拡大を目指すとともに、オセアニアの「フルコアグループ」、東南アジアの「セレボス・パシフィック社」「Tipco F&B社」等を中心としたアジア・オセアニア地域とのシナジーを最大限図ることで、食品事業のさらなる成長を推進し、グループのグローバル戦略を一層加速させる。


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