東証マザーズ上場のメディビックグループ <2369> は、１９日開催の取締役会において、モンスター・ナイン（東京都渋谷区）による当社普通株式に対する公開買付け（ＴＯＢ）について賛同の意を表明することを決議した。買付け等の期間は、１１月２０日から１２月２１日までの２１営業日、買付け等の価格は１株７０００円。本公開買付けが成立した場合でも、モンスター・ナインの保有比率は最大で３９．７２％の取得に止まるため、メディビックグループ株式の上場は引き続き維持される見込み。

　　モンスター・ナインは、テレビ番組の企画・制作、デジタルコンテンツの企画・制作、インターネットを媒体としたコンテンツの配信、ソフトウェアの企画・開発・制作、各種イベント・アトラクションの企画・制作・運営・管理などを事業目的として活動しており、現在までに『ＳＡＳＵＫＥ』『ＫＵＮＯＩＣＨＩ』『スポーツマンＮｏ．１決定戦』等のスポーツエンターテイメント系の番組企画・制作、人物情報バラエティ番組『ソロモン流』の企画・制作、日本初のスポーツテーマパークである『マッスルパーク』の企画・運営を行っている。

　　メディビックグループの事業再生プラン２００９に基づく業務提携の一環で、メディビックグループの有するＤＮＡ技術やサービスと、モンスター・ナインの有する総合スポーツビジネス及びエンターテイメント事業との親和性が高く、経営基盤の安定と企業価値向上に資すると判断したため。