東京電力 <9051> は、５日、豪州ウィートストーンＬＮＧプロジェクトからＬＮＧ購入および、本プロジェクトへの参画について、シェブロン・オーストラリア及びシャブロンＴＡＰＬの売主２社と基本合意書を締結した。年間最大約４１０万トンのＬＮＧ調達を見込み、詳細契約の締結交渉を進める。

　　ＬＮＧ購入（最長２０年間、引渡数量年間約３１０万トン）に加え、本プロジェクトのガス田が立地する沖合鉱区のうち、シェブロンが保有する鉱区開発権益の１５％を取得することの基本条件に合意し、プロジェクト参画比率は１１．２５％（年間約１００万トン相当）となる。

　　東電が参画しているバユ・ウンダン・ガス田事業に続く２件目の上流事業への投資案件で、エネルギー供給の確実性の向上と事業領域の拡大、低炭素社会の実現を目指すとしている。