2007-12-20
米大手証券のモルガン・スタンレーは19日、中国の政府系ファンド、中国投資有限責任公司から50億ドル(約5700億円)の出資を受け入れると発表した。
モルガンは保有するサブプライムローンを裏付けにした金融商品が大量に格下げされたため減損処理を行い、9―11月期決算で94億ドル(約1兆600億円)の損失を計上する。
35億8800万ドルの最終赤字(前年同期は22億600万ドルの黒字)に陥いる見通しで、自己資本比率の低下を防ぐため、緊急増資を行う。
普通株へ転換される出資証券を発行し、転換後の中国政府系ファンドの持ち株比率は最大で9.9%になる見通し。
モルガンは保有するサブプライムローンを裏付けにした金融商品が大量に格下げされたため減損処理を行い、9―11月期決算で94億ドル(約1兆600億円)の損失を計上する。
35億8800万ドルの最終赤字(前年同期は22億600万ドルの黒字)に陥いる見通しで、自己資本比率の低下を防ぐため、緊急増資を行う。
普通株へ転換される出資証券を発行し、転換後の中国政府系ファンドの持ち株比率は最大で9.9%になる見通し。