ドイツ銀行ＡＧは、１６日、サル・オッペンハイム・グループの買収を完了したと発表した。買収金額は１０億ユーロ、買収完了に伴い、サル・オッペンハイムｊｒ．＆　Ｃｉｅ　Ｓ．Ｃ．Ａ．はドイツ銀行ＡＧの完全子会社となり、サル・オッペンハイム・グループの全業務は、ドイツ銀行グループに移管された。０９年末時点のサル・オッペンハイム・グループの運用資産残高は、合計１，３７０億ユーロであった。

　　当該買収の完了より、独ケルンに本拠を置くプライベート・バンクの経営体制強化や、ウェルス・マネージメントの分野で主導的地位の確立を目指す。