ダイセキ環境ソリューション <1712> とタケエイ <2151> は、２９日、業務・資本提携の覚書を締結することで合意した。双方の持つ経営資源を相互に補完することで、双方の顧客により付加価値の高い、専門性に優れたワンストップ・ソリューションの提案が可能になるものと判断したため。両社の協力・信頼関係を強固なものとするため、９月末を目処に双方の発行済み株式につき各々１億円を上限に取得する予定。

　　本提携の背景としては、４月１日施行の『土壌汚染対策法』改正により、汚染土壌の適正処理に対する管理強化等の規制が強化され、今後の『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』の見直しなど、関連法規制はより一層強化される方向にあり、排出事業者による産業廃棄物処理業者および汚染土壌処理業者の選別が一加速することが想定されるため。