三井物産 <8031> は、香港・シンガポール証券取引所上場のＴＰＶ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ　Ｌｉｍｉｔｅｄへの第三者割当増資引受及び共同公開買付の結果、Ｃｈｉｎａ　Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ（中国北京、ＣＥＣ）グループと合わせてＴＰＶ社の過半数５０．１１％の株式を取得したと発表した。

　　三井物産が、公開買付により普通株式１１８，４２４，９７６株（議決権比率５．０５％、１株５．２０香港ドル、買付総額約７４億円）を追加取得。本年３月１６日付で、ＴＰＶの第三者割当増資を引き受け、ＴＰＶ株式２３４，５８３，６１４株（議決権比率１０％）を１株５．２０香港ドル（引受総額約１４２億円）で取得しており、合わせて出資比率１５．０５％を保有することになる。

　　三井物産は、ＴＰＶとの関係をより強化することで、今後市場拡大が期待される液晶モニター、液晶テレビ市場における更なる事業拡大を目指す。