クオール <3034> 、グローウェルホールディングス <3141> およびメディパルホールディングス <7459> は、３社の共同出資により、超高齢社会に対応した新業態薬局の企画・運営および薬剤師教育等を行う新会社を設立すると発表した。

　　５月６日に新会社ジーエムキュー（東京都新宿区）を設立し、主に地域の中高年層の顧客を対象として、既存の業態には無い付加価値と専門性を備えたの新業態薬局の企画・運営、薬剤師教育等を開始する。資本金１億円で、出資比率は、クオール４０％、グローウェルＨＤ４０％、メディパルＨＤ２０％。

　　調剤薬局市場においては、医薬分業の進展が鈍化しつつある中で、処方箋の流れが「門前型薬局」から、顧客の生活圏で薬を受け取る「面対応薬局」への分散が予想されており、一方、急速に進む人口の高齢化と健康意識の高まりによって、疾病の予防やセルフメディケーション、介護等の分野で、需要の増加が予測されている。