三井物産株式会社は14日、食事宅配・健康カウンセリング事業を営むドクターキッチン株式会社の第三者割当増資を引き受け、1億2750万円（持ち株比率は約44％）を出資したと発表した。健康志向の高まりを背景に、三井物産は2008年1月にメディカル・ヘルスケア事業部を設け、関連事業の拡大を目指していた。この参画を通じ、予防・健康事業領域での取り組みを更に進めていく予定である。

　ドクターキッチンは、料理人・医師・管理栄養士が監修した食事の宅配や管理栄養士による健康カウンセリング事業を展開しており、肥満等健康の悩みを抱える消費者に対し、生活習慣の改善を促すサービスを提供している。売上高などは公表していない。