2010-06-17
キャンバス <4575> と武田薬品工業 <4502> は、キャンバスが創製した癌治療薬CBP501とそのバックアップ化合物に関して、07年3月30日に締結した全世界を対象とする共同事業化契約を6月15日付で解消することで合意した。武田薬品では、癌領域における開発パイプラインの選択と集中を図るため、CBP501を含む各プロジェクトの開発戦略および優先順位等を見直しており、今後の開発方針について、キャンバスとの間で見解の相違が生じたため。本契約の解消に伴い、武田薬品はキャンバスに対し、解約日までの研究開発費のうち本契約に基づき武田薬品が負担すべき金額ならびに解約にかかる金銭補償の合計750百万円を支払う。