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2010-12-10
  エフワン <8128> は、10日開催の取締役会において、当社の親会社で47.07%の株式を所有するグッドヒル(鳥取県鳥取市)による当社普通株式に対する公開買付けに賛同の意見を表明し、株主に本公開買付への応募を推奨することを決議した。エフワンの普通株式は、一連の手続きを経て、大阪証券取引所 <8697> より上場廃止となる。

  買付等の期間は、12月13日から来年1月31日までの30営業日、買付価格は1株60円、買付予定数の下限は4,095,000株(所有割合19.94%)、買付代金の総額は647,511,420円となり、公開買付者のグッドヒルは、買収ローンとして三井住友銀行 <8316> より最大7億円の融資を受ける。

  公開買付者は、エフワンが同業大手との価格競争等により収益が悪化、経営再建が必要となった01年3月に同社の第三者割当増資を引き受け、同年8月に三井物産 <8031> が保有する株式任意無償消却した結果、筆頭株主となった。

  世界的な景気悪化の影響を受け、国内でも生活防衛意識の高まりに伴う個人消費の冷え込みが継続しており、当社を取り巻く経済環境はかつてない厳しい状況となり、エフワンは直近3期連続で経常損失及び純損失を計上していた。

  公開買付者は、この状況を脱するためには、中長期的な企業価値向上の視点に立ち、抜本的な事業構造の転換及び海外市場等への本格的な進出の投資施策を早急かつ機動的に行うことが必要との認識に至った。また、内部統制への対応等の上場維持コストの負担増を見越し、人的、経済的、時間的リソースの負担を削減する。


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