ＮＴＴドコモや英ボーダフォン、中国移動（チャイナモバイル）など世界の有力携帯電話会社7社は14日、新世代の携帯電話技術について協議するための新会社「ＮＧＭＮ」を英国に設立したと発表した。日本でスーパー３Ｇ（3.9世代）や第4世代と呼ばれる、超高速携帯の技術仕様について議論する。新世代の携帯電話は2010年ごろに実用化される見込み。

　他に参加するのは米スプリント・ネクステル、独Ｔモバイル、仏オレンジ、蘭ＫＰＮ。今後メーカーや大学など研究機関にも参加を呼び掛ける。世界の大手が集まるので、携帯のブロードバンド（高速大容量）化で技術標準を固める場となりそうだ。