バンク・オブ・アメリカ <8648> は、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ・インクに対し、私募により、残余財産優先分配額が１株当たり１０万ドルの累積型永久優先株式を５万株売却する合意に達したと発表した。優先株式は、年率６％の配当金を四半期毎に均等払いで支払うことができ、バンカメは５％のプレミアムを付けて任意の時点で償還できる。

　　また、バークシャー・ハサウェイは、バンカメの普通株式７億株を１株当たり７．１４２８５７ドルの行使価格で購入できるワラントも取得する。ワラントは、取引の実行日から１０年間の任意の時点で全部又は一部を適宜行使することが可能。バンカメが優先株式及びワラントにより受領する購入価格総額は、現金で５０億ドルとなる。