リアルコム(3856)WWB買収しスマートグリッドに参入

2011-09-28
  リアルコム <3856> は、11月29日を株式交換の効力発生日として、WWB(東京都港区)を完全子会社化し、太陽光発電事業とスマートグリッド事業に参入すると発表した。株式交換比率は、リアルコム:WWB=1:16.172で、本件株式交換によりリアルコムの株主構成は、WWBの龍社長が37.35%を保有する筆頭株主に、リアルコムの谷本社長が11.6%保有の第2位株主に、WWBの巌氏が11.5%保有の第3位株主に異動する。

  今回の子会社化スキームは、企業価値を一対一で算定した株式交換となるため、既存株主にとっては100%の希薄化が起こることとなり、両社の売上、利益規模を勘案した結果、「合併などによる実質的存続性の喪失」に係る猶予期間に入り、上場を維持するためには3年以内に東証による新規上場に準じた審査の申請が必要となる。

  リアルコムは現在、時価総額基準において上場廃止の猶予期間に入っており、債務超過においては上場廃止の猶予期間に入る見込みであり、財務面における喫緊の課題である上場廃止リスクを回避し、資金繰りの確保が必要な状況となっていた。

  東日本大震災をきっかけに再生エネルギーへの注目が高まり、中でもソーラー発電は2014年には1兆円を超える市場規模に成長するとの予測がされており、ソフトバンク <9984> や楽天 <4755> 、ヤマダ電機 <9831> なども新規参入を発表している。リアルコムは、WWBの子会社化により、世界的に今後の成長が期待されるスマートグリッド事業への参入を見込む。

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