日本瓦斯 <8174> は、米国投資銀行大手ＪＰモルガンの世界的な投資部門であるＯｎｅ　Ｅｑｕｉｔｙ　Ｐａｒｔｎｅｒｓ傘下のＯＥＰ（米国ニューヨーク市）と資本業務提携を締結し、同社を引き受け先とする第三者割当増資と自己株式の処分を実施し、同社が議決権割合の１８．６６％を保有する筆頭株主に異動する見込みだと発表した。これまで筆頭株主であった岩谷産業 <8088> は第２位株主に異動する。

　　１０月１８日付で第三者割当増資で４，１４０百万円（１株１，１５０円、普通株式３６０万株）と自己株式の処分により６，２１０百万円（１株１，１５０円、普通株式５４０万株）、合計１０３億円超を調達する。

　　ＯＥＰは２００１年の設立で、ＪＰモルガン単独の資金１００億ドルの投資を管理し、全世界に３９名の投資のプロフェショナルを有し、投資先企業の事業の活性化と事業拡大による企業価値向上を支援している。アジアを中心とする新興国のエネルギー関連企業への共同投資パートナーとして、両社の指名するメンバーで構成する戦略的投資委員会を設置し、国内外の投資を検討する。