2006-09-20
村田製作所は19日、リチウムイオン電池事業に参入すると発表。電池開発ベンチャーなど2社と提携し、まず2008年秋をめどに電動工具や電動自転車用などへの採用を見込み、将来はハイブリッド車向けの供給を目指す。電池開発ベンチャーのエナックス(東京)、電子材料の大研化学工業(大阪)の2社と包括提携して開発を進める。
リチウムイオン電池の性能を左右する正極材料には、主力事業であるセラミックコンデンサーと同様、マンガン酸リチウムが使われる。村田製作所は材料の技術を用いて、ハイブリッド車に必要な瞬発力が高い電池が開発できるとみている。エナックスと大研化学工業は路面電車向けリチウムイオン電池の共同開発などで実績が有。
リチウムイオン電池の性能を左右する正極材料には、主力事業であるセラミックコンデンサーと同様、マンガン酸リチウムが使われる。村田製作所は材料の技術を用いて、ハイブリッド車に必要な瞬発力が高い電池が開発できるとみている。エナックスと大研化学工業は路面電車向けリチウムイオン電池の共同開発などで実績が有。