2012-05-24
シャープ <6753> とソニー <6758> は、ソニーが保有するシャープディスプレイプロダクト(SDP)の株式7.04%全てをSDPに譲渡し、両社の大型液晶パネルと液晶モジュールに関する合弁を解消する。株式譲渡対価として、6月末までにSDPからソニーに対して出資時と同額の100億円が全額現金で支払われる。
SDPは、シャープが大阪府堺市に建設した液晶パネル工場を09年7月1日に承継し、同年12月29日に実施した第三者割当増資によりソニーからの出資を受け、同日付けでシャープとソニーの合弁会社となっていた。シャープは、SDPの保有株式の半分(46.48%)を、筆頭株主となる鴻海精密工業社長の郭台銘氏に660億円で譲渡することで合意している。
SDPは、シャープが大阪府堺市に建設した液晶パネル工場を09年7月1日に承継し、同年12月29日に実施した第三者割当増資によりソニーからの出資を受け、同日付けでシャープとソニーの合弁会社となっていた。シャープは、SDPの保有株式の半分(46.48%)を、筆頭株主となる鴻海精密工業社長の郭台銘氏に660億円で譲渡することで合意している。