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2012-05-24
  シャープ <6753> 、凸版印刷 <7911> 、大日本印刷 <7912> は、6月30日を吸収分割の効力発生日として、凸版印刷、大日本印刷とDNPカラーテクノ堺の堺工場における液晶カラーフィルター事業を、シャープ子会社のシャープディスプレイプロダクト(SDP)に統合させる。

  SDP(堺工場)は、09年10月より稼動を開始した世界唯一の第10世代液晶工場で、液晶パネルの部材メーカーに加え、電気、ガスや水といったインフラ・エネルギーメーカーが堺工場に進出、部材から液晶パネルまでの一貫生産を実現し、液晶パネル生産の垂直統合化を推進してきた。

  円高基調の恒常化やデジタル商品の熾烈な競争激化による市場価格の下落など、SDPを取巻く環境が厳しさを増す中、シャープは、EMS世界最大手の鴻海精密工業(台湾)と資本業務提携契約を締結、SDPで生産する液晶パネル・モジュールを、鴻海精密工業とシャープがそれぞれ50%ずつ引き取ることで、SDPの高い稼動率維持を図り、コスト力強化と収益性改善を目指す。

  会社分割後の承継会社SDPの株主は、シャープと鴻海精密代表の郭台銘氏が各37.61%、凸版印刷と大日本印刷が各9.54%を保有することになる。液晶パネルの主要部材であるカラーフィルターも含めた大型液晶事業の効率化を図り、同事業の競争力強化を目指す。


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