ウイン・インターナショナル <2744> とテスコ（仙台市）は、来年４月１日を効力発生日とする共同株式移転方式により共同持株会社ウイン・パートナーズを設立し、経営統合するとともに、同日付で持株会社の株式を新規上場する。（株式移転比率は、ウイン・インター：テスコ＝１：１５．５）

　　主力商品である循環器領域をはじめとする低侵襲治療の分野を中心に、市場シェアの拡大とスケールメリットによる競争力と収益力の強化を図る。

　　医療業界は、厚生労働省により高齢化社会に対応した質の高い医療提供体制の構築が図られる一方、悪化する医療保険財政立て直しのため、診療報酬制度の見直しが進められ、１２年４月に特定保険医療材料の償還価格が改定された影響で、医療機器の販売単価も下落傾向にある。