ソフトバンク <9984> は、米国携帯３位のスプリント・ネクステル・コーポレーションが６月２５日に開催した臨時株主総会において、戦略的な買収に関する同社株主の承認が得られたと発表した。今後、連邦通信委員会（ＦＣＣ）の承認が得た後、７月上旬のクロージングを目指す。

　　買収総額は約２１６億米ドル（約１．８兆円）、ソフトバンクはスプリントの完全親会社となる新スプリント株式の約７８％を保有する。本件取得により、ソフトバンクは携帯電話事業の売上高で、チャイナモバイル、ＡＴ＆Ｔに次ぐ世界第３位となる見込み。