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2013-08-30
  ワールド・ロジ <9378> は、8月30日付で大阪地方裁判所に破産手続開始の申立を行い、同裁判所より同日、破産手続開始が決定を受けた。同社株式は、同日付で東証ジャスダック市場より整理銘柄に指定され、9月14日付で上場廃止となる。負債総額は約79億5400万円。連結子会社3社の破産手続開始、1社の民事再生手続開始の申立も行った。

  ワールド・ロジは、2004年の上場以降、業容、企業規模の拡大を企図し、積極的な企業買収を展開、07年7月には大阪に通信販売事業者向けの大規模物流センターを開設する等、大規模な設備投資も行ったが、有利子負債の急増に見合う事業収益を確保することができず、資金繰りが悪化、子会社売却や不採算事業の廃止等によるコスト削減を図るも抜本的な収益改善には至らず、12年6月期には5,885百万円の債務超過に陥り、取引所より上場廃止に係る猶予銘柄に指定されていた。

  今年3月より上場維持を前提とした(事業再生ADR手続)による再生を目指したが、取引金融機関からの同意が得られず同手続の利用申請を取り下げ。資金繰りの目処が立たず、自力での事業継続を断念し、破産手続開始の申立てを決断するに至った。


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