神明電機はMBOを実施
2006-10-20
スイッチ製造の神明電機は20日、経営陣による企業買収(MBO)を実施すると発表した。同社の松村社長が社長を兼務する資産管理会社、神明興産(東京)がTOB(株式公開買い付け)を実施。発行済み株式のうち、神明電機自身が保有する自社株を除いた全株の取得を目指す。TOBの期間は10月27日から11月29日まで。
TOB価格は1900円。最大で498万6360株を約94億円で買い付ける。エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ系のファンドが神明興産に出資してMBOを支援する。
TOB成立後、神明電機は上場廃止となる。ジャスダック証券取引所は同日付で同社株を監理ポストに割り当てた。海外企業との競争激化などで収益環境が厳しくなっており、経営のスピードを速めて企業価値の向上を目指す方針。
TOB価格は1900円。最大で498万6360株を約94億円で買い付ける。エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ系のファンドが神明興産に出資してMBOを支援する。
TOB成立後、神明電機は上場廃止となる。ジャスダック証券取引所は同日付で同社株を監理ポストに割り当てた。海外企業との競争激化などで収益環境が厳しくなっており、経営のスピードを速めて企業価値の向上を目指す方針。