東証一部上場のユーエスシー <9844> とジャスダック上場の共信テクノソニックは、６月２６日開催のユーエスシー定時株主総会及び６月２９日開催の共信テクノソニック定時株主総会による承認を前提として、１０月１日を効力発生日として、株式移転による共同持株会社ＵＫＣホールディングスを設立することについて合意に至り、２２日開催の両社取締役会の承認を得て、同日付で株式移転に関する「株式移転契約書」を作成し、両社の経営統合に関する「統合契約書」を締結した。

　　世界同時不況による業界環境の急激な悪化に対して、双方の経営資源を有効活用し相乗効果を発揮することで、エレクトロニクス商社の抜本的な構造改革に取り組むことで企業価値の向上を図る。両社は共にソニー <6758> 製半導体の販売特約店であり、従来より経営陣の交流・情報交換もあった。

　　１０月１日付で両社の新設する共同持株会社の株式を、東京証券取引所に新規上場し、両社の株式は、９月２５日に上場廃止となる予定。（株式移転比率は、ユーエスシー１株：共信テクノソニック０．４５株）