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テルモ(4543)、放射線放出ビーズ「QuiremSpheres」開発のクイレム・メディカル社を買収
2020-07-16
テルモ株式会社は、オランダ医療系スタートアップのクイレム・メディカル社を買収することに合意したことを発表した。テルモはクイレム・メディカル社株式の19.9%を保有しているため、80.1%を同社創業者などから取得し100%子会社とする。
クイレム・メディカル社は、放射線放出ビーズ「QuiremSpheres」(クイレムスフィア)などを開発・生産する企業である。
放射線放出ビーズは、カテーテルを通して肝動脈に運ばれ、放射線でがん細胞を攻撃するものであり、治療の対象は、外科的に切除が難しい進行期から終末期の肝がんである。テルモは、2015年に同社に出資し、これらの製品のグローバルでの独占販売権を取得している。
カテーテルがん治療はグローバルで10億米国ドル以上の市場規模があり、年平均7%で成長しているが、放射線放出ビーズは、今後もこの成長を牽引することが見込まれている。
テルモは、肝がんに対するカテーテル治療の領域で、放射線放出ビーズ以外にも、自社のマイクロカテーテル「Progreat」、塞栓用ビーズ「HydroPearl」、薬剤溶出型ビーズ「LifePearl」、生分解性薬剤溶出型ビーズ「BioPearl」などを展開し、存在感を高めていき、今後、生産体制や臨床開発機能などを強化するとともに、製品展開を欧州からグローバルに拡大することを目指すとしている。
クイレム・メディカル社は、放射線放出ビーズ「QuiremSpheres」(クイレムスフィア)などを開発・生産する企業である。
放射線放出ビーズは、カテーテルを通して肝動脈に運ばれ、放射線でがん細胞を攻撃するものであり、治療の対象は、外科的に切除が難しい進行期から終末期の肝がんである。テルモは、2015年に同社に出資し、これらの製品のグローバルでの独占販売権を取得している。
カテーテルがん治療はグローバルで10億米国ドル以上の市場規模があり、年平均7%で成長しているが、放射線放出ビーズは、今後もこの成長を牽引することが見込まれている。
テルモは、肝がんに対するカテーテル治療の領域で、放射線放出ビーズ以外にも、自社のマイクロカテーテル「Progreat」、塞栓用ビーズ「HydroPearl」、薬剤溶出型ビーズ「LifePearl」、生分解性薬剤溶出型ビーズ「BioPearl」などを展開し、存在感を高めていき、今後、生産体制や臨床開発機能などを強化するとともに、製品展開を欧州からグローバルに拡大することを目指すとしている。
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