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エア・ウォーター(4088)と中国電力(9504)が、合弁会社2社に関する株式取得・譲渡で基本合意書締結
エア・ウォーター株式会社(以下、「エア・ウォーター」という。)は、中国電力株式会社(以下、「中国電力」という。)との合弁会社であるエア・ウォーター&エネルギア・パワー山口株式会社(以下、「AWEP山口」という。)とエア・ウォーター&エネルギア・パワー小名浜株式会社(以下、「AWEP小名浜」という。)について、エア・ウォーター株式会社と中国電力との間で株式の取得及び譲渡を行うこととし、基本合意書を締結した。
株式の取得及び譲渡の内容
エア・ウォーターが保有するAWEP山口の株式(発行済株式総数の51%)を中国電力に譲渡するとともに、中国電力が保有するAWEP小名浜の株式(発行済株式総数の49%)をエア・ウォーターが取得します。これにより、AWEP山口は中国電力の完全子会社、AWEP小名浜はエア・ウォーター株式会社の完全子会社となります。
株式の取得及び譲渡の経緯
エア・ウォーターと中国電力は、2つの合弁会社を通じて、2019年7月より防府バイオマス・石炭混焼発電所、2021年4月より小名浜バイオマス発電所の事業運営を行ってきた。これらの発電所では、再生可能エネルギーの普及拡大に寄与するものとして、主に木質ペレットや PKS※を燃料として発電を行い、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)を活用し、その電力を販売している。
両発電所ともに稼働開始から一定期間が経過したことから、このたび、中国電力と両発電所に対する今後の関与について協議した結果、中国地区に立地するAWEP山口については中国電力がすべての株式を取得し、AWEP小名浜についてはエア・ウォーター株式会社社がすべての株式を取得することで合意した。
※PKS(Palm Kernel Shell):パーム椰子の種から搾油した後の殻を乾燥して燃料としたもの。
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