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ウェーブロックHD(7940)、ITや家電等向けプラスチック精密成形品製造などのアァルピィ東プラと資本業務提携

2023-05-12

ウェーブロックホールディングス株式会社(以下、ウェーブロックHD)は 2023 年5 月 12 日取締役会において、アァルピィ東プラ株式会社(以下、「RP東プラ」)との間にお ける資本業務提携を行うことを決議した。なお、本件は適時開示基準には該当しませんが、有用な情報となり得ると判断し任意開示を行うものである。




 資本業務提携の理由

ウェーブロックHDグループは、衣食住用途向けの、各種プラスチック製品や繊維等との組み合わせによる各種複合素材製品(マテリアルソリューション事業)及び、自動車・電子機器用途向け金属調加飾フィルム等の複合素材製品 (アドバンストテクノロジー事業)の製造販売を営んでいる。

プラスチック加工業界を取り巻く昨今の様々な経営環境変化のなかで、ウェーブロックHDは中期経営計画において、長期的利益獲得を目指し、生産性向上に寄与する生産体制の再構築、流通チャネルの最適化、海外事業開拓、各分野で求められる循環型社会に資する新たな製品やビジネスの創出、電動化と IOT 化が進む自動車分野での新たな製品展開等に取り組んでいる。他方、RP東プラはプラスチック成形の 3 つの基本技術である「シート押出」「真空成形」「射出成形」の技術を磨き、プラスチック総合加工メーカーとして確固たる地位を築いてきました。現在国内外にわたる広範な 生産体制を構築し、新規技術の開発から製品設計、生産まで幅広く対応しつつ、様々な産業分野に向けて多彩 な製品提供を実現している。

ウェーブロックHDとRP東プラは、両社提携による事業戦略推進加速に関する協議を進めた結果、製造・開発・販売等各方面での提携により相互に事業の強化を図っていくことが可能であるとの共通理解に至った。 その結果、両社の業務提携が、収益基盤の強化と事業シナジー創出に繋がり、これらがウェーブロックHDの企業価値向上 に資するものと判断したため、本業務提携を実施した。

また、本業務提携をより確実に進めて いくため、RP東プラの一部株主より発行済株式総数の 20.32%の株式譲渡を受け、ウェーブロックHDの持分法適用の関連会社とする。本資本業務提携の推進状況に応じ、RP東プラの発行済株式の過半数以上の株式を取得するこ とも今後検討したいと考えている。

資本業務提携の内容等

① 業務提携の内容 当社とRP東プラは、以下について両社協力し取り組んでいくことに合意した。
(1)顧客開拓の協働や相互生産受委託の推進
(2)既存事業再構築による収益力強化
(3)技術・ノウハウ・アセットを有効活用した製品の生産規模拡張 (4)インドネシア・タイ・ベトナム拠点活用による ASEAN 市場開拓
(5)生産・物流拠点の最適化、営業力・購買力の強化


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