日本製紙グループ本社 <3893> と四国コカ・コーラボトリング <2578> とは、１５日開催の取締役会において、１０月１日を効力発生日として、日本製紙グループ本社を完全親会社、四国コカ･コーラを完全子会社とする株式交換を実施することを決議し、同日付で両社間で株式交換契約を締結した。

　　清涼飲料業界の競争激化や四国４県の人口減少等の市場環境の変化に対し、グループリソース活用による管理間接部門の共有化等を迅速かつ積極的に推進することにより、四国コカ･コーラの経営基盤の強化を図るとともに長期的な成長を目指す。日本製紙グループ本社は、会社法第７９６条第３項の規定に基づき、株主総会の承認を必要としない簡易株式交換の手続により、本株式交換を行う。

　　四国コカ・コーラは、本株式交換に先立ち、９月２５日（最終売買日は９月２４日）で東京証券取引所より上場廃止となる。