三井住友信託銀行、VLP TherapeuticsおよびVLP Therapeutics Japanへのインパクトエクイティ投資を実施

VLP TherapeuticsおよびVLP Therapeutics Japanへの出資について

三井住友信託銀行は、がんの治療ワクチンやマラリア、デング熱など感染症の予防ワクチンを研究開発する米国のバイオテクノロジー企業VLP Therapeutics, Inc.（VLPT）および新型コロナウイルス感染症（COVID-19）、インフルエンザおよびデング熱等のワクチンを研究開発するVLP Therapeutics Japan株式会社（VLPTジャパン）にインパクトエクイティ投資を行いました。

両社のワクチン研究開発に対する資金提供

今回の増資による資金は、VLPTが進めるがん治療ワクチンおよび感染症予防ワクチンの研究開発の加速に活用されます。また、VLPTジャパンは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）および厚生労働省の支援を受けて、レプリコン技術を用いたCOVID-19等のワクチンを研究開発しており、同じく今回の増資による資金で福岡県久留米市にある治験用ワクチン製造拠点の整備を行います。

三井住友信託銀行のインパクトエクイティ投資戦略

三井住友信託銀行は、社会課題解決に向けた挑戦や取り組みを資金面からサポートすることを目的として、2022年4月よりインパクトエクイティ投資を実施しています。VLPTおよびVLPTジャパンへの出資を通じて、革新的ワクチンの普及により、多くの人の健康と福祉の改善や公衆衛生の課題解決を支援しすることを目指している。