綿半ホールディングス<3199>と九電工、共同新会社で木質バイオマス発電事業を承継へ
綿半ホールディングス<3199>と九電工、共同新会社で木質バイオマス発電事業を承継へ

綿半ホールディングス株式会社(本社:長野県飯田市、代表取締役社長:野原 勇<3199>)は、株式会社九電工(本社:福岡県福岡市、代表取締役:石橋 和幸)と共同で「綿半ウッドパワー株式会社」を設立し、ソヤノウッドパワー株式会社(本社:長野県塩尻市)の発電事業を承継することを発表しました。この決定は、長野県の豊富な森林資源を活用した木質バイオマス発電事業の再建を図るものです。事業譲渡後、SWPは特別清算手続きに入る予定です。
ソヤノウッドパワーは、信州F・POWERプロジェクトの一環として設立されましたが、綿半建材株式会社(旧征矢野建材株式会社)の民事再生に伴う供給義務解除により業績が悪化していました。綿半ホールディングスと九電工は協議の末、木質バイオマス発電事業の継続を目指し、共同で新会社を設立しました。新会社は2025年6月に事業を承継予定で、地域社会に貢献する持続可能なエネルギー供給体制を構築します。
エネルギー・インフラ業界の最新M&Aニュース
- エネルギー・インフラ 石油資源開発、北海道におけるガス製造・販売・導管事業を北海道電力へ譲渡 譲渡価額310億円
- エネルギー・インフラ クボタ環境エンジニアリング、見える化ソリューションに強みを持つマイスター社を子会社化
- エネルギー・インフラ ファイバーゲート<9450>、再生可能エネルギー事業を展開するオフグリッドラボ子会社がPDI社を孫会社化



