串カツ田中ホールディングス<3547>、ピソラを完全子会社化—イタリアン業態のM&Aで多角化を加速
串カツ田中ホールディングス<3547>、ピソラを完全子会社化—イタリアン業態のM&Aで多角化を加速
株式会社串カツ田中ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:坂本 壽男<3547>)は、2025年9月16日、株式会社ピソラ(本社:滋賀県草津市、代表取締役:廣瀨 周栄/鬼界 友則)の全株式を取得し、完全子会社化することを発表しました。株式譲渡の実行日は2025年12月1日を予定しています。
ピソラは、近畿・東海・関東を中心に約60店舗を展開するイタリアンレストランチェーン。独自の「クラフトレストラン」というコンセプトで、ロードサイド出店を軸に成長を続けています。
串カツ田中ホールディングスは今回のM&Aに合わせて、創業者で現会長の貫 啓二氏らを割当先とする第三者割当増資も実施。外部資金だけに頼らず、経営陣も資本参加する形で事業基盤の強化を進めます。
同社は「串カツ田中」に代表される和業態だけでなく、今回のピソラ買収でイタリアンという新たな領域に進出。多角化によるシナジー創出と、外食市場全体での存在感拡大を狙う戦略的なM&Aといえます。