プロパスト<3236>、小川建設の株式を取得し子会社化へ 建設業務の内製化で事業基盤を強化
プロパスト<3236>、小川建設の株式を取得し子会社化へ 建設業務の内製化で事業基盤を強化

株式会社プロパスト(本社:東京都中央区、代表取締役社長 津江 真行<3236>)は、2025年10月7日開催の取締役会において、株式会社小川建設(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 田下 宏彰)の株式を取得し、子会社化することを決議しました。取得対象は969株(議決権所有割合51%)で、取得価額は普通株式が4,000百万円、アドバイザリー費用等を含めた概算で4,056百万円となります。株式譲渡契約は同日付で締結されており、譲渡実行日は2025年10月27日を予定しています。
これまでプロパストは、小川建設に建設業務を発注するなどの取引を継続的に行っており、今回の株式取得により建設機能をグループ内に取り込むことで、施工体制の強化と安定的なプロジェクト遂行を図る狙いがあります。ゼネコン需要がひっ迫する市況において、建設会社を子会社化することで中長期的な成長基盤の強化につなげる方針です。
小川建設は、株式会社シノケングループの100%子会社であり、同グループはプロパストの主要株主でもあります。これを踏まえ、今回の株式取得は支配株主との取引に準ずるものと位置付けられ、取締役会ではその公正性と利益相反の排除に配慮した手続きが実施されました。



