マブチモーター〈6592〉、日本パルスモーターを株式取得し子会社化 モーションコントロール技術で「e MOTO」戦略を加速
マブチモーター〈6592〉、日本パルスモーターを株式取得し子会社化 モーションコントロール技術で「e MOTO」戦略を加速

マブチモーター株式会社(本社:千葉県松戸市、代表取締役社長:高橋 徹〈6592〉)は、2025年10月23日開催の取締役会において、日本パルスモーター株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:増田 松敏)の株式を取得し、子会社化することを決議、同日付で株式譲渡契約を締結しました。
取得株式数は157,917株、取得価額は66億円(6,600百万円)とされ、株式譲渡実行日は2026年1月上旬を予定しています。なお、本取得に先立ち、対象会社の株主構成整理として吸収合併およびスクイーズアウト手続きを実施する見込みとなっています。
マブチモーターは「経営計画2030」を掲げ、事業コンセプト「e MOTO(electric+moto=動きを提供)」を通じて、モビリティ・マシーナリー・メディカルという3つのM領域での成長を目指しています。今回、日本パルスモーターを子会社化することで、高精度モーションコントロール技術、多彩なモーション制御製品、グローバル生産・販売ネットワークを獲得できる点が大きな戦略的意義を持ちます。
日本パルスモーターは1952年創立以来、医療機器、半導体、産業機械、防衛、宇宙分野といった最先端領域に製品を提供しており、モーターと制御系を組み合わせた高度な技術力を有しています。マブチモーターグループは、この技術力・グローバル体制を取り込むことで、自社が展開するモーター事業を「動き=モーション」のソリューション提案型へと進化させ、付加価値の向上と事業領域の拡大を狙います。
本件取得による当該年度の連結業績および財務状況への影響は軽微とされています。



