石油資源開発、北海道におけるガス製造・販売・導管事業を北海道電力へ譲渡 譲渡価額310億円
石油資源開発、北海道におけるガス製造・販売・導管事業を北海道電力へ譲渡 譲渡価額310億円

石油資源開発株式会社<1662>(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山下 通郎)は、2025年12月3日開催の取締役会において、同社が北海道で行うガス製造事業、販売事業およびガス導管事業を、北海道電力株式会社<9509>(本社:北海道札幌市中央区、代表取締役 社長執行役員:齋藤 晋)へ譲渡することを決議し、同日付で事業譲渡契約を締結しました。本事業譲渡の譲渡価額は310億円とされています。なお、譲渡実行日は2027年3月期を予定しており、株主総会の承認を必要としない簡易事業譲渡の手続きにより行われます。
石油資源開発(JAPEX)は、「JAPEX 経営計画 2022-2030」に基づき、収益力強化と事業基盤構築に向けた事業ポートフォリオの見直しを進めており、その一環として本譲渡を決定しました。対象となる事業には、パイプラインによる天然ガス販売、LNG受入基地を経由したタンクローリーによるLNG販売、および北海道内で保有するパイプラインを用いた託送供給サービスが含まれます。なお、北海道における原油・天然ガスの探鉱・開発・生産(E&P)事業は譲渡対象外であり、JAPEXは引き続き勇払油ガス田の操業を行い、譲渡先である北海道電力に対して天然ガスの供給を継続する予定です。
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